移住者インタビュー③橋本 拓さん

<プロフィール>

橋本 拓(はしもと たく)さん:神奈川県藤沢市で有機農業を1年間学び、就農地を探して ときがわ町と出会う。ときがわ

町にした決め⼿は、「広葉樹が広がる⾥⼭」と「静かな環境」。2019 年より「晴耕⾬読」の屋号で農薬や化学肥料使⽤しない”⼟壌の⽣物の働き”を利⽤した農法で野菜を栽培。⾥⼭の恵みを利⽤したエコロジーな⽣活にもチャレンジしている。

<移住DATA>

年齢                    :40 代

どこから            :県外移住(神奈川県海⽼名市→ときがわ町)

頼ったところ    :Release、農家⺠宿 楽屋、農家の仲間

賃貸or 購⼊       :賃貸

現在の住まい :ときがわ町五明

移住後の働き⽅:就農

個別事情            :農地も並⾏して探した

–何を求めて移住したのですか

「就農することを前提に移住しました。サラリーマンを辞めてから 1 年間農業研修に通い、

並⾏して就農できる地域探しで、⻑野県・茨城県・神奈川県・静岡県などを訪ねました。タ

ーンズ(雑誌)の特集で、ときがわ町で農家⺠宿をしている⾦⼦さんの存在を知り、2017

年冬・春に⾦⼦さんのもとへ⾏き、ときがわ町で農業ができることを確認しました。」

 

–どんな物件を探していましたか

「農業ができる静かな⾥⼭地域で、賃貸の物件を探しました。ときがわ町の⼭は⾼すぎず低

くすぎずで、農業をやるにはちょうどいい⾥⼭ですね。」

 

–お仕事について教えてください

「農家の要件である耕作⾯積が、ときがわ町の場合ハードルが少し低い(30 アール以上で

OK)ことが助かりました。農地探しはそれほど難航せず、家主さんや農家仲間、役場の紹

介などで30 アール借りることができました。有機農家としてやっていますが、最初は普通

(慣⾏農業)の農家から何か⾔われないか⼼配 でしたが、特に何も⾔われず安⼼しました。」

 

–物件探しついて教えてください

「神奈川の海⽼名から⽉1 回通って探していたのですが、遠距離だったので⼤変でした。

最初、半年ほど物件探しをしましたがなかなか良い物件が⾒つからなかったです。農家つな

がりで何件か空き家を⾒せてもらいましたが、改修が必要な物件が多く、リフォームしなが

らだと、農業の時間が取れないため、改修が必要な物件はやめました。Release の尾上さん

にお会いしてから、やっと今の物件に出会うことができました。物件探しに費やしたのは、

トータルで1 年ほどですね。」

 

–移住してみていかがですか

「都会のマンション暮らしとは違って、草刈りや掃除などの道普請や⾃治会・町の運動会・

炊き出し訓練など、⽥舎には地域の役割が多くあります。そういった活動には積極的に参加

していますよ。仕事の⽅は、農地を30 アールから40 アールに広げて、いろいろな野菜を

育てています。将来的には耕作⾯積をもう少し増やしたいですね。顧客開拓も積極的に⾏っ

ています。個⼈と飲⾷店がメイン顧客ですが、体験農業の受⼊れやイベントに参加してのチ

ラシ配布、良さそうな飲⾷店には直接声がけに出向いています。」

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